Souther and Traveler

北風と太陽をモチーフにした実験的なオーディオライブ。寺垣式物質波スピーカーと、従来方式の最先端スピーカーを使用して音と音楽のコントラストを楽しむ。音を見て、舞いを聞くコラボレーションの未来。

構成、音楽 齋藤マコト  舞い 一鷲明伶  美術 大村俊二  照明 小笠原純  音響 篠原明夫 南崎康貴

企画 Studio LETOH      協力 田中徹   協賛 寺垣研究所 / 株式会社 放送サービスセンター

齋藤マコトさんのCDマスタリングを以前やらせてもらいました。
スピーカーでの再生にこだわった録音作品です。
今回、その再生に使用されるのは寺垣式スピーカー。
寺垣先生のターンテーブルやスピーカーはトランスデューサーとして妥協無く理想を追求した設計と、それを形にすることに成功しています。
五感の中でも聴覚と嗅覚はもっともセンシティブな感覚ですが、その概念は、個人差、経験値、社会背景により異なります。
最初から誰にでも繊細な違いが判るわけではありません。
「いいワイン」と同じく最初は判らない人が多いのです。
よく聴いてみてもやっぱり判らない人には安いワインで充分。
聴こえればいい、酒は酔っぱらえれば何でもいい、という人のそういう価値観もよく理解できます。
それをふまえた上で妥協無く理想を追求したトランスデューサーでの再生とは、ふつうのオーディオでは再現できない体験ができます。

サイデラ・パラディソ C.E.O オノセイゲン